日本教育史学会

日本教育史学会は1941年から毎月の例会を開始し、石川謙賞の授与と日本教育史学会紀要の刊行を行う、日本の教育の歴史についての学会です。

日本教育史学会事務局

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石川謙賞
 石川謙賞は、1988(昭和63)年から日本教育史分野で顕著な業績を挙げた方々に日本教育史学会から授与されています。審査は日本教育史学会理事会が行います。副賞は第27回まで石川家から提供を受けました。現在、第30回にわたり授与されています。
 なお当初の名称は「石川謙日本教育史研究奨励賞」(略称:石川謙賞)でしたが、2012(平成24)年4月の第25回より、「石川謙賞」を正式名称としました。また、選考基準の年齢条項(25~35歳)を改めて「原則として日本教育史を研究する新進研究者」を対象としました。
 なお、第30回石川謙賞授賞式は、新型コロナウィルス対策のため2020年5月例会を中止して、学会会報でお伝えしました。


第29回石川謙賞の授与(左が大戸会長、右が受賞者の池田雅則二氏)、2019年4月27日立教大学12号館にて。


第28回石川謙賞の授与(左が大戸会長、右が受賞者の上田誠二(かみたせいじ)氏)、2016年4月23日立教大学12号館にて。


第27回石川謙賞の授与(左が受賞者の小野雅章氏、右が大戸会長)、2015年4月25日謙堂文庫にて。


第26回石川謙賞の授与(左が受賞者の大島宏氏、右が大戸会長)。2013年4月27日謙堂文庫にて。

選考基準内規

日本教育史学会 石川謙賞候補者選考基準 内規
                     1988年3月制定
                     2012年1月28日改正
Ⅰ.(選考基準)
  原則として日本教育史研究を専攻する新進研究者
Ⅱ.(業績)
 (1)独立単行の著書を刊行された方
   a.共著・分担執筆は含まない。
   b.過去3年にさかのぼる。
 (2)学会誌『日本教育史学会紀要』『日本の教育史学』『地方教育史研究』『日本教育史研究』
  『教育学研究』に論文が掲載された方
   a.共同研究は含まない。
   b.過去3年にさかのぼる。
 (3)大学・研究所その他の機関誌・紀要等に寄稿した論文において、多くの日本教育史研究者よ
  り受賞が予想されるほどの業績を示された方
 (4)日本教育史に関する基本資料の整理・整序・校訂等に顕著な業績を挙げられた方

石川謙賞受賞者一覧


 回数   年 月 受賞者  受賞者  受賞者
第1回 1988(昭和63)年4月  大戸安弘 鈴木理恵  
第2回  1989(平成元)年4月 小山常美 八鍬友広  
第3回  1990(平成2)年4月 荒井明夫 寿福隆人  
第4回  1991(平成3)年4月 小林仁美 辻本雅史 橋本昭彦 
第5回 1992(平成4)年4月 米田俊彦  
第6回 1993(平成5)年4月 川村 肇 駒込 武  
第7回 1994(平成6)年4月 高橋陽一 山本敏子  
第8回 1995(平成7)年4月 貝塚茂樹 天野晴子   
第9回 1996(平成8)年9月 橋本美保 木村政伸   
第10回 1997(平成9)年 高山有紀  
第11回 1998(平成10)年 小川正人 坂本紀子   
第12回 1999(平成11)年 平田諭治  
第13回 2000(平成12)年 近藤健一郎    
第14回 2001(平成13)年 渡辺典子 前田晶子   
第15回 2002(平成14)年 山田恵吾    
第16回 2003(平成15)年 柏木 敦    
第17回 2004(平成16)年 鳥居和代    
第18回 2005(平成17)年 重栖啓子 軽部勝一郎   
第19回 2006(平成18)年 厳 平 三上敦史  
第20回 2007(平成19)年 金子知恵    
第21回 2008(平成20)年 川崎喜久男    
第22回 2009(平成21)年 松尾由希子 大間敏行  
第23回 2010(平成22)年 須田将司    
第24回 2011(平成23)年 照屋信治    
第25回 2012(平成24)年 河田敦子    
第26回 2013(平成25)年 大島 宏    
第27回 2015(平成27)年 小野 雅章    
第28回 2016(平成28)年 上田 誠二    
第29回 2019(平成31)年 池田 雅則    
第30回 2020(令和2)年 塩原 佳典